診療時間:午前診9:00~12:00/午後診16:00~18:30
休診日:木曜午後、土曜午後、日曜、祝日
(075)662-7117

オルソケラトロジー

オルソケラトロジー治療は事前に予約が必要になります。

オルソケラトロジーとは

オルソケラトロジーとは寝るときに特殊なコンタクトレンズ(オルソケラトロジーレンズ)を装用し、翌朝に外すと、日中は裸眼で過ごせるようになるという近視矯正法です。
最新の近視研究によると、オルソケラトロジーにより近視が進みにくくなる、近視の進行をおくらせる可能性があるというデータが、世界中で論文として発表されています。

こんな方におすすめ

詳しくはオルソケラトロジー情報発信サイトをご覧ください。 夜コン

オルソケラトロジーの治療費は、所得税の医療費控除が受けられます。

10万円を超える費用は補助が得られます。
医療費控除の対象になりますので、詳しくはこちらの国税庁による回答ページをご覧下さい。
■オルソケラトロジー(角膜矯正療法)による近視治療に係る費用の医療費控除

処方の流れ

初診 各種眼科一般検査を受けていただきます。
オルソケラトロジーの適応をカウンセリングさせていただきます。
予約制となりますので、事前にお電話にてご予約ください。
適応検査・装用テスト
(予約制)
オルソケラトロジーが可能がどうか診断します。
トライアルレンズを装用し、装用した状態を確認いたします。
レンズの取り扱いを説明し、装脱練習をします。
トライアルレンズを貸し出しいたします。(レンズ貸し出しの際に補償金をお預かりしております。)
1週間後 裸眼視力にご満足いただけたら、ご契約となります。
ご契約 この日からオルソケラトロジーの治療が始まります。
必要書類をご提出いただき、レンズをお渡しします。
その後 眼の状態に応じて、2~3ヶ月ごとに定期検診を受けていただきます。
2年ごとに新しいオーダーレンズとの交換が必要になります。(無償)
治療をやめられた場合は、レンズを返却していただきます。

当院での取り扱いレンズ
※厚生労働省承認レンズ

ブレスオーコレクト マイエメラルド
プレミアム
近視の方向け
(乱視は弱い方)
乱視の強い方向け
レンズ素材がやわらかく割れにくい レンズの素材はやや硬めで近視・乱視ともに矯正力が高く、短期間で効果が得られやすい
日本人特有の角膜形状に合わせた設計で、国内メーカーが製造 販売実績は2004年から。アメリカ・ヨーロッパを中心に世界各国で安全性と効果が認められているレンズ
 (アメリカ・韓国・台湾・中国・ヨーロッパCEマーク・ロシア保健省・日本厚生労働省で承認)
レンズ素材は東レ株式会社製。酸素を取り入れやすい素材で、現在日本で承認されているオルソケラトロジーレンズでも随一の酸素透過係数を誇り、非常に角膜に優しいレンズ。 レンズ素材は、ボシュロム社製。レンズカラーはブルーとクリアの2色で、レンズの左右を間違えにくくする工夫ができる。

【ブレスオーコレクトとマイエメラルドプレミアムでは、レンズ補償が一部異なります】

費用

健康保険適応外のため、検査・治療は自費診療扱いとなります。
(令和4年8月1日からトライアルレンズ貸出料が変更されました。)

※価格は予告なく変更になる場合があります。

適応検査

適応検査 オルソケラトロジーが可能かどうかの検査 5,500円(税込)

トライアル期間

トライアルレンズ貸出期間
受診費用(診察・検査)
1回1,100円(税込)
(6回目以降は0円)

トライアル貸出期間(2週間程度)の診察・検査料とトライアルレンズ使用料を含みます。6回目以降は、何回受診しても費用は頂きません。
トライアルレンズ紛失・破損の際は、一枚につき36,300円をご弁済いただきます。

トライアル終了後

初期治療費
(治療開始から3ヶ月間の検査診察・
レンズ費用を含む)
片眼36,300円(税込)
両眼72,600円(税込)

定額料金(月々サポート)

4ヶ月目~ 11,000円/月額
(定期検査代※1・レンズ保証・2年ごとのレンズ更新無償※2)

より安全にレンズを使用していただくために、定額制を導入しました。

その他費用

紛失・更新・補償外交換
片眼36,300円(税込)

※ケア用品代含む

≪レンズ補償≫

・ブレスオーコレクト⇒
破損交換・・・契約および更新より1年以内【左右それぞれ1回】
処方交換・・・契約および更新より1年以内【左右それぞれ2回】
・マイエメラルドプレミアム⇒
破損交換・・・契約および更新より1年以内【左右それぞれ1回】
処方交換・・・契約および更新より6か月以内【左右それぞれ1回】

※1:眼の状態が落ち着いたら定期検診は3ヶ月ごとになります。

別の病気に罹患された場合の検査・治療費代は別途必要です。疾患内容によっては、保険診療に切り替わるため、
健康保険証をご持参ください。

オルソケラトロジー治療を受けるかどうかはあくまでも任意です。患者様の意思でお決めいただきます。
ただし、一度は治療を受けることに同意され、コンタクトレンズを注文してからの撤回(中止)についてはいかなる理由があっても費用をお返しすることはできません。
治療中の眼球の状態によっては、医師の判断によりコンタクトレンズ装用を中止し、点眼等の薬剤投与が必要な場合があります。

近視進行抑制治療

マイオピン

マイオピン

マイオピンは小児期の近視の進行を軽減させることを目的にアトロピンを0.01%配合させた点眼薬でSNEC:シンガポール国立眼科センター(Singapore National EyeCenter)の研究に基づいて開発されています。
アトロピン0.01%点眼薬については、シンガポールをはじめとする各国で近視進行抑制効果に関する論文が多数出ています。
しかし、日本においては、国内の施設で治験(点眼薬の効果や副作用の確認)が行われている段階で、今はまだ日本国内未承認薬剤です。
日本の医療制度上、医師による非常に慎重な判断が必要となります。
身近に、且つ、簡単に使用できる点眼薬とは異なります。