コンタクトレンズの処方箋について

当院では、院内併設のコンタクトレンズ・オーウチにてコンタクトレンズをご購入頂くことも可能ですが、

外部の店舗にてコンタクトレンズをご購入される方向けに、処方箋の発行を行っております。

コンタクトレンズ処方箋はメガネ処方箋と若干異なる性質を持ちますので、説明させて頂きます。

1)処方箋に明記すべき内容

①ご購入されるご本人様の情報

②コンタクトレンズ名称

③規格(度数やサイズなど)

④購入予定箱数

⑤処方する医師の情報

2)コンタクトレンズ処方箋発行のルール

当院で取り扱いのあるレンズでの処方箋は、発行可能

②当院で取り扱いの無いレンズでの処方箋は、難しい。

ソフトコンタクトレンズの処方箋は発行可能

④ハードコンタクトレンズの処方箋は、難しい。

⑤処方箋には有効期間がある ⇒ 1ヵ月間

⑥購入箱数に上限は無いが、3ヶ月から6ヶ月分の一括購入がお勧め

実際にレンズを装用し、検査・診察を受けた眼に対して、該当するレンズの処方箋を発行する

 

処方箋は、当院の医師が、

処方箋に明記した、このレンズのこの規格であれば、検査・診察上の問題はなかった

という証明書です。

よって、当院で取り扱いしていないレンズでは、実際にレンズを装用しての

検査・診察ができませんので安全確認が取れず、処方箋の発行が難しいという事になります。

当院で取り扱いのあるレンズに限り処方箋の発行可能となります。

ただし、例外もあります。

当院で取り扱いの無いレンズでも、装用中のレンズの規格を証明できるもの(箱・他院の処方データや購入データ)があれば、それを参考とすることが可能です。

ご来院の際にスタッフにご相談下さい。

ハードコンタクトレンズの処方箋発行について。

各社メーカーのレンズ補償は、処方販売した施設に関してのみ有効とされることが多く、院内併設のコンタクトレンズ・オーウチで購入されたレンズにのみ、メーカー保証サービスが有効です。

それ以外の店舗で購入された場合、大内眼科並びにコンタクトレンズ・オーウチでのメーカー保証は無効となります。

よって、患者様の受けるべきメリットが少なくなってしまう事を鑑みて、処方箋の発行は非常に難しいと考えています。

ご理解の程、宜しくお願い致します。

尚、購入される店舗によってサービスや補償などは全く異なると思われます。購入店舗におけるサービスの不具合やトラブルにつきましては、当院では一切の関与ができません。ご注意ください。

コンタクトレンズは、2005年4月の薬事法改正により心臓ペースメーカーなどと同じ「高度管理医療機器」として位置づけられています。

コンタクトレンズの間違った選択や使用により、眼の障害をもたらすリスクが高いもの・・・という意味です。

3ヶ月~6ヶ月に一度の定期検診を必ず受けて頂けますようお願い致します。

ORT385